骨格筋の構造
下図は、私が何日もかけて粘土で作った筋肉の模型です。
収縮装置である最小の筋原線維の束を膜で包んで筋線維に。
筋線維の束を膜で包んで筋束に。
筋束の束をさらに膜で包んで骨格筋になります。
その中には血管や神経もあります。
筋肉とは、何層もの膜で包まれていて、血管や神経もあるデリケートな構造です。
このデリケートな構造に、親指で力いっぱい押すとどうなるでしょうか?
結果は、繊維が切れたり、血管を破壊してしまいます。
翌日に痛みがでたり、重だるくなってしまうのです。
このデリケートな筋肉に負担をかけないように弛緩させるには
指先で硬直した筋肉を捉え、バターを溶かす感覚で押圧しながらずらして膜を引き延ばしていくようなイメージです。
筋肉は強く揉めば柔らかくなるような単純な構造ではないのです。
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